合板を使わない理由
日本のほとんどの家が、屋根、外壁、床などの下地材はもちろん合板、なんと、床板、窓枠、幅木、見切り材などの仕上げ材までもほとんどが合板です。 合板は、割れにくく使いやすい為、多様に使用されていますが、 単板の木理方向を縦・横交互に積層接着した製品の為接着材を多量に使用しています。 また、万が一の火事で燃えた時に煙や有毒ガスを発生します。

外壁の下地にはMOISS(モイス)を使用します。
天然の粘土鉱物から生まれた健康素材「MOISS」
接着剤を使っていないだけでなく、空気中のVOC(揮発性有機化合物)を吸着・固定化して、空気を浄化。優れた調湿性能、合板より強い耐久性も備えています。再利用もでき、廃棄してもやがて土に還どるという、まさに現代にふさわしい建材なのです。

屋根の下地は、床の下地には野地板を使用します。
屋根や床の下地には、昔ながらの無垢の野地板を使用。合板に比べて通気性や調湿効果に優れ、乾燥によって板間にできる適度な隙間も、一段と通気性を高め、家を長持ちさせることになります。

フローリングには、無垢のフローリングを使用します。
無垢のフローリングは、木の香りや天然木の優しい肌触りが魅力。近年、よく見るフローリングは、見た目はきれいですが、接着剤が使われた合板に木目調の模様が印刷された建材。人体に害を及ぼすVOCが含まれているのも事実です。
